福岡タワーのライトアップ|世界一の光が生まれるまで

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福岡の夜景を彩る福岡タワーのイルミネーション。実はギネス世界記録に認定されているのをご存知ですか?

そもそもなぜライトアップが始まったの?

1989年12月、タワーが完成する4ヶ月前のこと。建設中の工事関係者が「夜の景観を明るくしたい」という想いから、白熱灯でクリスマスツリーを点灯したのがはじまりです。

タワーが完成する前から、誰かが灯したかった光。それが35年以上続くイルミネーションの原点です。

デザインしたのは福岡の照明デザイナー

開業10周年の1999年、照明デザイナー・松下美紀さん(松下美紀照明設計事務所)がタワー外観全体を照らすデザインへと刷新しました。北米照明学会の賞も受賞しています。

松下さんの信条は「調査が8割、デザインが2割」。街の歴史や文化を深く知ったうえで光を設計することを大切にされているそうです。

2014年、ピクセルアニメへ進化

開業25周年に2,706基のLEDをタワー内部に設置しました。タワー全体が巨大なスクリーンになり、桜・金魚・ハロウィンなど季節ごとのアニメーションが楽しめるようになりました。

12月撮影

2026年1月、ギネス世界記録に認定

**「展望室を備えた電波塔がピクセルアニメイルミネーションを点灯した最多日数」**として認定されました。2014年のLED化から数えて、3,935日の継続点灯が評価されたものです。

タワー全体をスクリーンに見立てるこの演出方法は、世界でも類がないそうです。

なんとなくきれいだな、季節変わったな、——そんなことを思いながら眺めていた光が、工事中の誰かの「夜を明るくしたい」という気持ちから始まったと知ると、少し見え方が変わる気がします。

参考】

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